特長
活用シーン
- 一斉にiPadを管理したい。
- iPadの管理を簡単に行いたい。
- 誰にでも管理できるようにしたい。
- 貸し出したiPadを既定の状態に戻したい。
- 次の授業に向けてiPadの環境を切替えたい。
- 新しいアプリを一括してインストールしたい。
- アプリのデータを配布したい。
- iPadの設定を一括して変更したい。
- 修理から戻ってきたiPadを簡単に復元したい。
- ※カートの仕様によっては対応不可の場合があります。
システム構成図
簡単操作 復元
●復元ポイント作成
●デバイスの復元
簡単操作 展開
●マスターの作成
●マスターの展開
iRecoveryとApple Configurator2の違い
iPadなどiOSデバイスの管理ソフトとし て、Apple社の「Apple Configurator2」があります。
「Apple Configurator2」は環境設定が目的で、構築時のキッティング作業に便利なツールです。これに対して「iRecovery Plus」は、iPadの環境の維持を、誰でも簡単に行えることを目的としたバックアップ復元ツールで利用シーンが異なります。
以下は両者の比較です。
iRecovery Plus | Apple Configurator2 | ||
---|---|---|---|
概要 | 製品の目的 | バックアップ&復元&展開 | キッティング |
製品概要 | デバイスの状態を復元ポイントとしてバックアップし、任意の復元ポイントに一括復元、または展開 | OS設定、App(VPP購入)、ユーザ情報を登録し、デバイスの配備準備を行う | |
動作環境 | 対応OS | Windows7以降 | MacOSX |
デバイスの接続 | USB | USB | |
最大同時接続デバイス数 | 127台 | 30台 | |
バックアップ | バックアップ内容 | iTunesでバックアップできるもの※1 | iTunesでバックアップできるもの※1 |
復元ポイントの作成 | 〇 | × | |
複数の復元ポイント作成 | 〇 | × | |
デバイス毎のバックアップ | 〇 | △ 一台ずつ操作が必要 (監視状態でないデバイス) |
|
復元 | 復元方法 | 一回の操作でデバイスごとの状態に復元 | 一台ずつ復元を実行 |
アプリケーションの復元 | △ Appストアから自動でダウンロード・インストール※5 |
△ 復元時に毎回アプリを選択し、再インストール |
|
アプリケーションの設定復元 | 〇 | 〇 | |
ユーザーデータの復元 | 〇 | 〇 | |
構成プロファイルの復元※2 | 〇 | △ 復元時に毎回構成を選択し、再設定 |
|
OS設定の復元 | 〇 | 〇 | |
展開 | マスター作成 | 〇 マスターデバイスをバックアップ |
〇 |
マスター展開 | 〇 バックアップしたマスターをデバイスに復元※3 |
〇※4 | |
その他機能 | 構成プロファイル管理※2 | × | 〇 |
構成プロファイルの配布※2 | 〇※6 | 〇 | |
アプリケーションの追加と削除 | △ Appストアから自動でダウンロード・インストール※5 展開を使用し、マスターと同じ状態にします。 |
〇 | |
ユーザーデータの配布 | △ 展開を使用し、マスターと同じ状態にします。 |
〇 | |
運用 | 操作制限 | 〇 一般ユーザーは指定復元ポイントへの復元のみ |
× すべての操作が可能、操作ミスの原因 |
操作性 | 一般ユーザーならトレーニング不要 | 機能が多く操作の習得必要、操作を誤るとトラブルになる | |
サービス | カスタマーサポート | メール、電話での対応 ※保守サービス(有償)提供 |
実質なし |
- ※1. ホーム画面レイアウト、App データ(「Safari」ブックマークや「カレンダー」イベントなど)、デバイス上の「設定」で設定できるすべての項目(制限、証明書、一部のアカウントタイプを含む)、構成プロファイル※2、連絡先、およびカメラロール(構成プロファイルはデバイス上では設定できないOSの設定を保持します。
- ※2. 構成プロファイルはデバイス上では設定できないOSの設定を保持します。
- ※3. 登録したBluetooth デバイスの展開はできません。
- ※4. 登録したBluetooth デバイス、構成プロファイル※2の展開はできません。
- ※5. VPPアプリケーションは引き換えコードを使用する必要があります。
- ※6. 署名されていない構成プロファイル※2に限られます。