2013/04/03
「Phantosys 5 LV」 販売開始のお知らせ
ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは、高性能シンクライアントOSの新製品「Phantosys 5 LV」を発売いたします。新世代のシンクライアントOSとしてご好評をいただいています「Phantosys 2」の機能を大幅に向上し、より多くのアプリケーションでお使いいただくことができます。
シンクライアントは、クライアント端末からの情報漏えいを防ぐセキュリティ効果に加えて、多数のクライアントの管理を効率化してTCOを削減するための抜本的解決策としてシンクライアントを導入する学校が増えています。
2008年に弊社が発売したネットワークブート型のシンクライアントOS「Phantosys」はおかげさまで多くのユーザー様からご好評を得まして、「Phantosys 2」へと引き継がれ、「Phantosys 5」として、たびさらなる進化を遂げました。一昨年度はネットワークブート方式として No.1 シェアーのご評価をいただき、ネットワークブートのスタンダートとして定着しています。
※第4回教育ITソリューションEXPO にてデモンストレーション致します。
2013年05月15日(水) ? 05月17日(金) 東京ビッグサイト 東展示棟 2ホール 小間番号16?35
お問い合わせは
株式会社ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジー
営業部 大阪市中央区内平野町1丁目5-5 内平野町ビル7F
TEL:06-6944-8901 / FAX:06-6944-8885
E-mail:eigyou@wasay.co.jp ※@は半角に変換してご使用ください。
「Phantosys 5」概要
「Phantosys 5」は、ネットワークブート方式のシンクライアントOSです。サーバー上の仮想ディスクをネットワーク経由でクライアントOSを起動するネットワークブート方式は、既存のPCをそのままシンクライアントとして使える手軽さや、サーバー側の負担が少なく、大容量アプリケーションも快適に稼働するなど、シンクライアントの中でも急成長を遂げている方式です。
「Phantosys 5」は、新たな発想によるイメージ管理を最小のディスクスペースで実現しました。マルチレイヤードノード方式により、一つのディスクイメージの中に異なるOSや環境をいくらでも持つことができます。新しいイメージも瞬時に作成することができ、複数のイメージを自由に選択して起動できるなど、従来のネットワークブート方式では実現できなかった多様な運用スタイルを提供します。
メンテナンスの手間を軽減したい、情報漏洩対策を講じたい、複数のOS環境を利用したい、どんな使い方をしてもいつも同じ環境から始めたい、もしもの場合の復旧は迅速でありたい、シンクライアントといえどパフォーマンスを下げたくない--というユーザーには「Phantosys 5」が最適の選択肢です。
「Phantosys 5 LV」の新機能
Phantosys 5 LVはPhantosys 2 LVに加え以下の機能に対応しました。
・Windows8対応
・サーバーで管理できるクライアント数の制限をなくしました。
大規模なシステムにおいてサーバーの台数を削減するとともに、イメージの管理がより簡単に行えるようになりました。
・ローカルキャッシュロード機能
Phantosysのローカルキャッシュは、クライアントOSがアクセスしたデータのみをキャッシュします。
さらにローカルキャッシュ内部も差分管理されているため、イメージ更新後もクライアントの起動時間への影響は最小です。
Phantosys 5では、このローカルキャッシュ機能を進化させ、起動可能なイメージを事前にキャッシュに全てロードし、起動後 (※1) はサーバーに依存せず運用できるローカルキャッシュロード機能を搭載しました。
これにより、起動後のサーバーの負荷なくすことでき、ネットワークが切断されてもクライアントはそのまま運用を継続することができます。
※1起動時にはPhantosysサーバーへの接続が必要です。
ローカルブートマネージャ機能
ローカルキャシュロード機能ではクライアントの起動時はサーバーへの接続が必要ですが、ローカルブートマネージャー機能を利用することで、サーバーなし (※2) に起動することができます。
しかも、複数のイメージの切り替えなどサーバーから起動と同等の運用が可能で、無線LAN (※3) でのノートPCの運用も可能になります。
※2定期的なサーバーへの接続が必要です。
※3メンテナンス時には有線LANへの接続が必要です。
・稼働中同期
Phantosysサーバーを冗長構成にした場合、Phanotsys 2では同期を行うにはクライアントを停止させる必要がありましたが、Phantsys 5ではクライアントが稼働中でも同期を行うことができるようになりました。
これにより、大規模システムでも、運用中のイメージの変更や、時間割に応じたイメージの切り替えなどが可能になりました。
・デバイスブロック
デバイスブロックの対応デバイスが増えました。
※Atumのみ