2011/06/14
「eRecovery RX for HP MultiSeat Computing」
Windows MultiPoint Server 2011 対応のお知らせ
ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジー(本社・東京都、代表取締役・黒崎佳果)は、[HP Multiseat Computing] 専用の環境復元ソフトウェア「eRecovery RX for HP Multiseat Computing」 Windows MultiPoint Server 2011 対応版 を6月14日(火)より販売開始いたします。定評のある環境復元ソフト「eRecovery RX」を、HPの新たなPC活用ソリューションである「HP Multiseat Computing」専用に商品化したもので、教育関連や公共機関など不特定の利用者がPCを共有するIT環境からの要望に応えて開発した復元ソフトウエアです。
環境復元ソフトとは、その名の通りPC環境を最初の状態に復元するためのソフトです。利用者がPCの設定をどのように変化させても、そのPCが再起動するたびに、最初に設定した元のPC環境に自動的に復元するソフトで、複数の利用者を対象とする学校PCやホテル設置PC、公共PC、貸出用PCなどでは必須のツールとなっています。
今回弊社が発売する「eRecovery RX for HP Multiseat Computing」は、HPが提唱する新たなPC活用ソリューション「HP Multiseat Computing」(※1)専用の環境復元ソフトです。HP Multiseat Computingは、マイクロソフト社のMultipoint Server 2011を採用していますが、これまでは、学校などの共用PCの環境では必須である、環境復元機能が無いため、ユーザーのデスクトップなどを同じ状態に保つことは困難でしたが、、eRecoveryRX for HP Multiseat Computingを使うことで、サーバーを再起動するだけで、各ユーザーが常に同じ環境で操作できるようになります。「HP Multiseat Computing」を利用するユーザーにとっては、迅速・確実な環境復元を低コストで実現し、運用のトータル・コストパフォーマンスがさらに向上します。
eRecovery RX for HP Multiseat Computing」は、シンクライアントOS「Phantosysシリーズ」で知られるワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーが、もう一つの柱である環境復元ソフト「eRecovery RX 」をベースに、学校など不特定の利用者がPCを共有するIT環境で普及しつつある「HP Multiseat Computing」専用の環境復元ソフトとして新たに開発したものです。
※1 HPが提唱する新しいコンセプトのPC活用ソリューション。1台のPCを複数の利用者でシェアすることによってトータルPC台数を減らし、大幅なコストダウンが可能となる。PC台数の削減はイニシャルコストを削減するだけでなく、管理や運用に要する手間やコストも大幅に削減する。
OSはホストPCにプリインストールされており、専用のUSBケーブルでホストPCと専用のアクセスデバイスを接続し、アクセスデバイスにディスプレイ/キーボード/マウスを接続して利用する。アクセスデバイスの最大消費電力は2.5Wで、一般的なPCを同じ台数利用するのに比べて消費電力を70 ? 80%削減するとされる。
導入コストや管理コストを大幅に削減できるので、従来一人1台環境が必要とされながら導入が難しかったようなところでも一人1台環境が可能になる。たとえば、予算の関係で従来2人で1台のPCを利用していた学校のPC教室などで、一人に1台のPC環境が低価格で実現する。
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